Heroku上のアプリをターミナルから操作するために必要なHeroku CLI(Command Line Interface)。
プロダクトをデプロイするときにも必要になります。
Heroku CLIのインストールは難しくないので、ぜひこの記事の手順に沿ってインストール & 初期設定を済ませてしまいましょう。
Heroku CLIを使うには、Gitが必要になります。
まだパソコンにインストールしていない場合は、先にGitのインストールと初期設定を行なってください。
Heroku CLIのインストール
Heroku CLIのインストール方法は主に2つあります。
- Homebrewを使う
- 公式のインストーラを使う
Homebrewを使ったHeroku CLIのインストール
一番手軽なのはmacOS・Linux用のパッケージマネージャーであるHomebrewを使ってインストールする方法です。
もしパソコンにHomebrewをインストール済みかどうか分からない場合は下記コマンドを入力してみてください。
$ brew -v
入力後にバージョンが表示されたらインストールされています。
実際にHomebrewを経由してHeroku CLIをインストールするコマンドは下記の通りです。
$ brew tap heroku/brew && brew install heroku
Homebrewのバージョンが古い場合はアップデートも同時に行うのでやや時間がかかるかもしれませんが、コマンド1つでインストールできるので簡単です。
公式のインストーラを使う
Homebrewにてインストールしない(できない)人向けに、Herokuが公式でインストーラを用意しています。
https://devcenter.heroku.com/ja/articles/heroku-cli
利用中のOSにあったインストーラをダウンロードしてください。
ダウンロードされたファイルをダブルクリックして起動すると、画面に案内が表示されるのでしたがって進んでいけばOK。
インストールされたかどうかを確認する方法
Homebrew経由、インストーラ利用を問わず正常にインストールされたか確認するには、下記コマンドでバージョンを表示させるのがわかりやすいです。
$ heroku --version
その後に、次のようなバージョンが表示されたら成功です。
heroku/7.59.1 darwin-x64 node-v12.21.0
Heroku CLIの初期設定
インストールの次は、初期設定に進んでいきます。
自動ログインの設定をして、いつでもHeroku CLIが使えるようにしましょう。
$ heroku login
するとheroku: Press any key to open up the browser to login or q to exit:
のように尋ねられます。
ブラウザでログインするために何かキーを押すか、「q」を入力して中止してください、という意味です。
Enter
などを押して、ブラウザを起動させてください。
画面上の「Log In」をクリックしてください。
そうするとIDとパスワードを入力する画面になりますので、普通にブラウザからHerokuにログインするときと同様に情報をいれてください。
これで初期設定は完了します。
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